左利きのための万年筆を「左ききの道具店」から購入。右利き用の万年筆と書き心地が全く違う!もっと、左利き用の万年筆が増えればいいなぁ~と思っているよ。
左ききの道具店
先日は、「左ききの道具店」で購入したアイテムとして、左利き用の手帳を紹介した。
記事はこちら↓。
左開きのため、左利きさんにはとっても嬉しい。
左利き用の手帳については、上のリンクよりレビュー記事にアクセスできるため、お手すきの際にご覧ください。
また、過去記事には「左ききの道具店」について、紹介した。
上のリンクより紹介記事にアクセスできるため、こちらも併せてご覧ください。
左利き用の万年筆
さて、今回は左利き用の万年筆を紹介しよう!
万年筆の商品名は「Schneider 万年筆「base」・左手用(左利き用)」となっている。
今回購入した万年筆はこちら↑。
私は、青色のモデルを購入したよ。
パッケージの裏には、商品の情報が簡易的に書かれている。
私は、万年筆の購入と併せてコンバーターも購入した。
一応、欧州規格のコンバーターであるため、ウォーターマンやペリカンのコンバーターとマッチするはず。
私が持っているペリカンのコンバーターと比較してみたが、サイズや形状は全く同じだった。
しかし、万年筆にペリカンのコンバーターを差し込んでみると、若干スカスカに感じた。
これは、コンバーターの差し込み口の形状が、Schneiderはプラスチック製で固いのに対して、ペリカンはゴム(シリコン?)製で柔らかいためだと考える。
不安な人は、Schneider純正のコンバーターを使用してほしい。
私も、Schneider純正のコンバーターを使用する。
ポップなカラーで、カジュアルに使うことができるだろう。
軸の持ち手部分は、ラバー素材となっている。
そのため、インクや汚れが付着すると、拭き取りにくい。
付着したインクをそのままにしておくと、一生拭き取ることができなくなってしまうだろう。
ペン先はこんな感じ↑。
この万年筆は、ペン先にハート穴を搭載していない。
ペン先の裏側はこんな感じ↑。
しっかりペン先をボトルに浸らせないと、インクを吸い上げることができない。
キャップには大きめのクリップが備えられている。
コピー用紙を何枚か束ねることができるだろう。
写真では分かりづらいかもしれないが、軸の後ろ部分には、「Schneider」の印字がある。
「Made in Germany」の印字もある。ドイツ製だ。
さて、いよいよ試し書きしてみよう!
今回は、ペリカン製のインクであるロイヤルブルーを使用。
ペリカンのロイヤルブルーは水に溶けやすいため、試し書きの場で活用されることが多い。
おッ!
なかなか良い書き心地。
書き心地は?
肝心の書き心地は「良い!」って感じ。
まず、引っかかりを感じない。
一般的な右利き用万年筆は、書くときの押し込む動きに弱い。
鉄ペンだとよく分かるが、押し込む動きで線を書くと摩擦力を感じる。
この摩擦力は引いて書くときよりも強く感じる。
左利きは、基本的に押し込む動きで文字を書くため、この万年筆は嬉しい。
続いて、鉄ペンなのに固さを感じない。
右利き用の鉄ペンは、押し込む動きに最適化されていないため、押し込むと鉄ペンの固さを強く感じる。
金ペンにすれば、鉄ペンほどの固さを感じないため、やや快適になるだろう。
しかし、Schneiderの左利き用万年筆は、ペン先が左利き用に設計されているため、押し込む動きに最適化されており、鉄ペンなのに、鉄ペンの固さを感じにくいようになっている。
この感覚は左利きにしか分からないだろう。
まだ、試し書き程度なので、これくらいしか書き心地は分からない。
試し書きでも、「これは良い!」と感じてしまった。
左利き用に最適化されていることを感じましたー。
イマイチな点
【画像】
もちろん、イマイチに感じる点だってある。
まず、軸の印字の向きだ。
左利き用なのに、印字の向きは右利き用になっている。
これじゃ、左利きが持つと上下が逆になっちまうぞ!
詰めが甘いですねぇ~。
続いて、軸の持ち手部分だ。
なぜ、持ち手をラバー素材にしたんだ?
たしかに持つときの指の負担が減るかもしれない。
しかし、汚れが付着したときに拭き取りにくいだろう。
ラバー素材だと、経年劣化でベタつきが生じることがある。
もし、ベタつきが生じたら不快に感じるため使用することができない。
「万年筆」なのに「万年」使うことができないぞ!
早急に改善してください。
今後の左利き用万年筆が楽しみだ
私の知る限り、左利き用の万年筆は「ペリカン」、「セーラー」、「シュナイダー」くらいしか取り扱っていないと思う。
左利きでも使いやすい万年筆はあるけど、左利き用の万年筆って種類が少ない。
発売しているメーカーも少ない。
これを機に、左利き用の万年筆が増えて欲しいなって思う。
そんな感じです。
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Reference:左ききの道具店
Report:R-kun(情報保管庫)
Photo:R-kun Office
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