私がイメージする寿命は「○○○○」です。「○」で「○○○○」を満タンにするイメージがあります。
*目次*
寿命のロウソク
突然ですが、みなさんがイメージする「寿命」とはどんなものでしょうか? もし「何かモノで寿命を表現してください」と言われたら、何でどのように表現しますか?
まんが日本ばなしでは『寿命のロウソク』というお話があります。『寿命のロウソク』というお話では、1本1本に人の名前が書かれたロウソクが登場します。このロウソクは「寿命のロウソク」と表現され、火が消えるときは人間が亡くなるときといわれています。
『寿命のロウソク』というお話や慣用句・ことわざなどから影響を受けて、寿命=ロウソクというイメージを持つ人がいるでしょう。
しかし私は、ロウソクと異なったイメージを持っています。この記事では私が持つ、寿命のイメージを紹介します。それでは最後までご覧ください。
私が持つイメージ
私がイメージする寿命は「ビーカー」です。皆さん、ビーカーはご存じですか? 理科の実験で使う瓶のことです。理科の実験では、ビーカーに液体を注いだり固体を入れたりします。私は寿命についても同じイメージを持っています。
新明解国語辞典・第8版によると寿命とは「人が生きている年月の長さ」を意味します。言い換えれば「生きている時間」や「生きることのできる時間」とすることができるでしょう。
私は皆平等に寿命というビーカーが与えられるのだと思います。このビーカーを片手に日々を過ごしていきます。良いこと・悪いこと、嬉しいこと・悲しいこと……すべては思い出です。この思い出をビーカーの中に詰めていきます。
ビーカーへの詰め方は様々です。サラサラな液体で詰めていく人もいれば、ドロドロのゼリー状で詰めていく人もいるでしょう。中には特殊魔法で圧縮する人もいるでしょう。やがて、ビーカーは思い出で満タンになります。満タンになれば寿命が終わったことを意味します。
このビーカーを満タンにさせるのにかかる時間が長いか短いかによって、寿命が長いもしくは寿命が短いと判断されるのだと思います。
思い出を詰めていますか?
ということで、私は寿命をビーカーのようにイメージしています。皆さんはどのようにイメージしていますか? どのようにイメージしてもOK、自由です。
ただ、どんなイメージであっても寿命は有限であると思います。この先、医学が発展しても特殊魔法が使えるようになっても延命することが可能なだけで失われた機会を取り戻すことは容易ではないと思います。なので、寿命を大切に、ありがたく感じてください。
Report:R-kun
Photo:情報保管庫、PAKUTASO、写真AC