「アプリを使うとできることが増える」と聞いた私は、オーディオテクニカのアプリを使って音楽を聴いてみた。
ATH-M50xBT2を購入した私
先日こんな記事を掲載した↓。
オーディオテクニカ『ATH-M50xBT2』のレビュー記事である。こちらのモニターヘッドホン、とってもイイ。質や音、価格などすべてから判断して申し分ない。
そんな『ATH-M50xBT2』だが、オーディオテクニカのアプリ「Audio-Technica | Connect」を使うとできることが増えるとのこと。『ATH-M50xBT2』に限らず、オーディオテクニカのヘッドホンはアプリで使える機能が増えるらしい。たとえば、「低遅延モード」が使えたりイコライザー設定ができたり……って感じ。
では、試してみよう!
アプリをインストール
オーディオテクニカの公式サイト内にあるアプリダウンロードページにアクセスすると、次のように表示される。
このページからGoogle PlayやApp Storeに飛ぶことができる。AndroidとiOSにアプリは対応している。
私はXperiaシリーズを使っているので、Google Playからアプリをダウンロードすることに。
アプリのインストールが完了したら、Bluetoothの接続をする。
なにも難しい設定などない。接続が完了すると上のように表示される。
「音質優先」にすると接続した端末でできる最高音質になる(画像はLDACに接続されている)。「自動」にすると接続した端末や接続状況などから判断して最適な音質に設定される。
分かりやすいアプリ
アプリを開いて始めに思ったことは「分かりやすい」である。
ゴチャゴチャしたデザインではなくスッキリしたデザインである。よって、どこをタップすればどんな機能が設定されるのかが分かりやすい。説明書なんてなくても表示されたものをそのままタップすれば良いのだ。
アプリ操作でよく使うのが「低遅延モード」だと思う。イコライザーは音楽再生アプリでも操作できるので、このアプリでわざわざ操作することはないかな?
さて、このアプリを使いつつ、音楽を聴いたり動画を観たりゲームしたりしてみよう。
聴いたり観たり……
適当に楽曲を選んで聴いてみた。
Xperia標準の音楽再生アプリやAmazon Musicなど様々な音楽再生アプリで視聴してみた。私が使った感じではすべての音楽再生アプリでオーディオテクニカ「Audio-Technica | Connect」の設定を活かすことができた。ただ、使用環境などではアプリを使うことができないこともあるかもしれない。
YouTubeも問題ない。YouTubeなら低遅延モードにしなくても音と映像のズレが気にならない。正確にはコンマいくつでズレているんだろうが、フレームや音ズレを計測しないと分からないレベルだろう。
ただ、音ゲーは厳しいと思う(そもそも音ゲーをBluetoothでやることが間違っているだろう)。音ゲーは目で見て、耳で聞いて分かるレベルの遅延を感じる。これは低遅延モードにしても同じ。低遅延モードにすれば改善されるが完璧ではない。この点は予め知っておいてほしい。
イイんじゃない
総評は……「イイんじゃない?」って感じ。アプリとしての使いづらさは感じない。分かりやすいデザインだから誰でも使えるアプリだと思う。
ただ、気になることもある。たとえば、位置情報をオンにしないとアプリのすべての機能を使うことができない。というか、「位置情報をオンにしてください」的な表示が出る。なので、アプリを使うときは位置情報オンで。きっと、位置情報をオンにしたくない人もいるだろう。
今のところ、そんな感じ。また何か感じたら記事にて報告するね。
Download:Google Play、App Store
Report:R-kun
Photo:情報保管庫
Screen shots:オーディオテクニカ、Google Play、App Store、Audio-Technica | Connect