世界のスタジオで使われているオーディオテクニカ製のモニターヘッドホン「ATH-M50xBT2」の音を聴いたらスゴかった。
オーディオテクニカ
株式会社オーディオテクニカ(以下、オーディオテクニカ)は東京都町田市に本社を構える日本の音響機器・映像機器メーカーである。1962年の創立以来、日本国内外の多くの人に音を通じて心豊かな暮らしを届けてきた。
そんなオーディオテクニカのモニターヘッドホンは多くの音楽家・音楽愛好家の間で愛されている。海外での需要も多いようだ。
数多くあるオーディオテクニカ製のモニターヘッドホンの中でも、直径45mmドライバーを搭載した『ATH-M50xBT2』の人気が高い。初代「ATH-M50」が発売されたのは2007年のこと。あれから14年の歳月を経て、2021年に『ATH-M50xBT2』が発売された。この14年の間にBluetooth接続に対応するなどアップデートが繰り返されてきた。
この記事では世界で愛されているオーディオテクニカ製モニターヘッドホン『ATH-M50xBT2』をレビューする。
それではいってみよぉ~!
開封
外箱はこんな感じ。
箱に型番が明記されているため、開封前に間違っていないか確認しよう。
同梱物はこちら。
本体、充電ケーブル(USB Type-A・Type-C)、3.5mmオーディオケーブル、キャリングポーチ、取扱説明書の5点が入っていた。
3.5mmオーディオケーブルは両側3.5mmになっている。パソコンやスマートフォンなど様々な端末で使える。片側のプラグはL字になっている。
キャリングポーチにはオーディオテクニカのロゴが入っている。おそらく、合皮だと思われる。巾着袋みたいな感じ。
本体
本体は“ほぼプラ製”って感じだが、安っぽさは感じない。ほどよい重量感もある。
ちゃんとLRの左右表記もある。
イヤーカップは回転させたり反転させたりできる。
折りたたむことだってできる。この状態でキャリングポーチに入れて運ぶことが想定されているんだろう。
伸縮部分には筋が入っている。この部分に引っかかり伸縮することができる。ややクリック感がある。
装着感は良い。オーバーイヤータイプだが耳への負担・圧迫感はない。ブンブン振ってもズレたり落ちたりすることはない。
視聴してみた
パソコンやスマートフォン、DAPで視聴してみた。音の鳴り方や接続の違いによる音の違いを聴き比べてみた。
- 接続:Bluetooth(LDAC)と有線(同梱ケーブル)
- 視聴楽曲:3曲(歌唱なし、男性ボーカル、女性ボーカル)
- 端末:Windows(mouse X4-i5)、Mac(MacBook Air M1)、スマートフォン(Xperia XZ、Xperia 1、Xperia 1Ⅳ)、DAP(SONY NW-ZX507)
当たり前の話、有線の音はとってもイイ! ちゃんとモニターらしい音である。特定の音が気持ち悪いほど強調されていたり、ドンシャリだったりすることはない。全音域がまんべんなく聞こえる。これは私の耳だからかもしれないが、わずかに高音域がよく聞こえるように感じた。
無線(Bluetooth LDAC)でも問題ない。有線並の音が聞こえる。ただ、有線と比較すると有線の音がイイに決まっている。「無線感」というものは消せない。だが、無線で問題あるかというとそういうわけではない。無線でもチープさを感じさせないモニターらしい音が鳴る。これはスゴイと思う。
テクニカルデータ
テクニカルデータはこんな感じ。
まとめ
オーディオテクニカ「ATH-M50xBT2」の音を聴いてみて「さすが世界の音!」って感じた。世界中のスタジオで愛されている音……言い換えれば「世界が認めた音」である。世界が認めた音を無線でも有線でも聴くことができる。オーディオテクニカの音響パフォーマンスってスゴいなと感じた。
音については申し分ない。もちろん、これ以上に良い音やこれ以下に悪い音もある。だが、世界銃で使われるモニターヘッドホンの音と考えるとどうだろう? 「ATH-M50xBT2」は世界中のスタジオで使われている。「ATH-M50xBT2」から多くの名曲やヒット曲が誕生したに違いない。……ということは「ATH-M50xBT2」はグローバルスタンダードなのだ!
しかし、キャリングポーチは何とかならないかな? 質感はとってもイイのだが、巾着袋というのはいかがなものか。ガジェットポーチのようにファスナーで締められるもののほうが良い気がする。ここが改善点かな?
以上、ファーストインプレッションはこんな感じ! また何か感じたら記事にて報告するね。
Reference:オーディオテクニカ
Report:R-kun
Photo:情報保管庫