スライド資料でやってはいけないタイトルデザインを紹介します。これをやった瞬間にすべてが終わります。
よくあるダメなタイトルデザイン
PowerPointで作られた様々なスライド資料を見ていると、次のようなデザインに出会います。
このデザインはダメです!
今回は目次スライドで再現しましたが、このデザインは目次スライド以外でも見かけます。
では、なにがダメなのか? ダメな点は2つです。
タイトルのデザインがダメなんです。なぜかというと、文字の流れに沿ったデザインになっていないからです。
一般的に横書きの場合、文字は次のように流れます。
文字の流れは「Z」を描いています。なので、タイトルデザインも「Z」を描けるようにしなければいけません。
このデザインならOK!
さて、このデザインをブラッシュアップしていきましょう!
まずは、タイトルを左に寄せます。
これで文字の流れが「Z」を描けると思います。しかし、これではまだ不十分です。タイトルが本文よりも目立つように色塗りされています。
タイトルは本文より目立ってはいけないので、目立ちにくくします。
青色の四角で囲んでいましたが、薄い青色の線に変えました。青色の四角より目立ちにくくなったと思います。
ついでに、タイトルのフォントサイズを小さくして黒色の文字にしました。本文よりも目立たないようにするために、フォントサイズを小さくすることは効果的です。色も目立ちにくい色にしましょう。
こんなデザインにするのもよいでしょう。
タイトルであることは示しつつも、最低限のデザインにすることで本文に注目しやすくなります。
これで完成!
Before・Afterを見てみましょう。
どうでしょう? 改善する前のスライド資料より伝わるデザインに仕上げることができたと思います。
まとめ
文字の流れを読みやすい「Z」に揃えてあげることで、より伝わりやすくなります。また、タイトルは本文よりも目立たないようにする必要があります。
ぜひ、今日から実践してみてください!