「MOJICITY(もじシティ)」から画像の印象に近いフォントを抽出するAIが登場した。
人工知能6号の登場
フォントワークスの「MOJICITY(もじシティ)」から、新しいサービスが2022年9月15日(木)に公開された。
そのサービスとは、画像の印象に近いフォントをAIが抽出するアプリ『人工知能6号(β版)』である。
このサービスは、「印象語検索AI開発プロジェクト」から誕生した第2弾のサービスである。
印象語からフォントを検索できる機能の研究を進め、画像から印象語を抽出し、抽出した印象語をもとにフォントを選ぶことができるようになった。
現時点ではβ版のアプリ(ブラウザから利用可能)だが、Good・Badボタンからフィードバックを送ることで、AIの精度が高まるとのこと。
詳細はコチラ↓よりどうぞ。
画像から印象語を抽出しフォントを選ぶ!
さて、さっそく画像から印象語を抽出してフォントを選んでみよう。
今回使う画像はこの2つ↓。
1つ目はジャイアンマグカップの画像(私物)。2つ目は京都の街並みの画像(PAKUTASOから引用)。
人工知能6号にアクセスしよう。URL「 https://mojicity.jp/ai6g 」から人工知能6号にアクセスできる。一般的なブラウザであれば、パソコンやスマートフォンからアクセスできる。
画像をドラッグ&ドロップで読み込ませよう。
すると、分析が始まり数秒で結果が表示される。
/ジャイアンは筑紫丸ゴシック!!\
どうやら、人工知能6号が持つジャイアンへの印象は筑紫丸ゴシックのようだ。ちなみに、筑紫丸ゴシックとはこんな感じのフォント。
ちょいと上品すぎないか? 私のジャイアンへの印象は“元気いっぱい”だから、力強いフォントが選ばれると思っていた。
次に、京都の街並みの画像を読み込ませてみよう。
/結果はラグランパンチ!\
まさかのラグランパンチだった。ちなみにラグランパンチとはこんな感じのフォント。
ちょっと……京都にしては熱いフォントじゃないか? 京都の景観にマッチしなさそうだけど大丈夫?
精度を高めればイケる!
人工知能6号がチョイスしたフォントを使って、画像に文字を入れてみた。
なんか、逆な気がするんだけど……。
私はこっち↓のほうがしっくりくる。
精度が高まれば、よりマッチするようになるんかなぁ~。
人工知能6号の概要は次のとおり。
もし興味を持ったのなら、人工知能6号で遊んでみてねぇ~!
Reference:フォントワークス
Report:R-kun
Photo:情報保管庫、PAKUTASO
Screen shots:人工知能6号