9月1日に発足した「デジタル庁」の公式サイトを見てみた。記事は個人の感想です。
9月1日に発足
2021年9月1日(水)にデジタル庁が発足した。
発足式は、オンラインミーティングツールを用いて行われた。
デジタル庁は、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を。」をミッションとし、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のデジタル・トランスフォーメーションを大胆に推進する。
国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用により、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現すべく努める。
「デジタル庁」の公式サイトを見てみた
まさに、日本のデジタル化を担うデジタル庁。
そんなデジタル庁は、デジタルな分野に関しては最先端でいなければならない。
では、デジタル庁は一体どんな公式サイトを開設したのだろう???
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> めっちゃシンプル! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
かなり、シンプルな公式サイトだ。
このシンプルなサイトデザインは、世間で賛否両論なのである。
まず、シンプルなデザインがゆえに「安っぽいな……」という意見がある。
この点について、私はサイトが表示されやすくなるため大きなマイナスとは捉えない。
続いて、「ロゴがシンプルすぎる」という意見も見られた。
たしかに、オーソドックスなゴシック体である。
ちなみに、オープンソースである「Noto Sans」を基本として、字間や太さを調整したものになっている。
この点について、私は「えッ! オープンソースフォントを使っているの?」と声が出てしまった。
オープンソースフォントは誰でも入手することができる。「Noto Sans」はGoogle Fontsでも提供されている。
0円のフォントをデジタル庁が使うのか……少し残念な感じである。
個人的には、ゴシック体なら、フォントワークスが提供する「UD角ゴラージ」やモリサワが提供する「UD新ゴ」を使ってほしかった……
さらに……Webフォントは「sans-serif」で設定されている。
Windowsなら「メイリオ」、Macなら「ヒラギノ角ゴ」で表示されるのが一般的となる。(私は、「UD角ゴスモールR」をChromeやEdgeのフォントとして設定している。)
この点も残念に感じる。
Webフォントも有償フォントを埋め込んで使用してほしかった。
だって、そのほうがデザインが整うからね。
また、開発者ツールから確認できるソースコードを見ると、使われているタグがおかしかったりと苦労されていることが伝わる。
このような点から、デジタル庁の公式サイトに賛否の意見が寄せられたのだろう。
今後に期待!!!
もう、「今後に期待!」としか言うことができない。
デジタル庁が発足して日が浅いため、このような状態になっているのだろう。
デジタル庁の成長と共に、デジタル庁の公式サイトが成長するだろう。
そんな感じです。
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Reference:デジタル庁公式サイト、ITmedia
Report:R-kun(情報保管庫)
Photo:R-kun Office
Screen shots:デジタル庁公式サイト