私が愛している(利用頻度が高い)万年筆を1本紹介します。日本語(日本の文字)を書くなら、日本メーカーの万年筆の方が遥かに書きやすいと感じています。
愛している万年筆
私が愛している万年筆は、プラチナ万年筆の『#3776 CENTURY』である。
この万年筆は、一般的に「3776センチュリー」とよばれることが多い。
また、この万年筆は、たくさんの魅力があるため、ユーザー数が多い。
この誰からも愛される魅力的な万年筆について、ご紹介します。
#3776 CENTURYについて
あまりにも有名な万年筆のため、既にご存知の方も多いかもしれないが、一応簡単に「センチュリーって何?」について解説します。
「#3776 CENTURY」は、一般的に「3776センチュリー」とよばれる。
そもそも、「センチュリー」とは、プラチナ万年筆におけるブランドの一つであり、「センチュリー」のブランドだけで、数多くのモデルが存在する。*1
数多くのモデルが存在するため、一般的に各モデルを示すときは「#3776センチュリー ブラックダイヤモンド ロジウム」といったように「#3776センチュリー[モデル名]」で表記することが多い。
「3776センチュリー」と呼ぶときは、一般的には以下の写真のモデルを指す。
これは、「PNB-13000」という品番名で5種類のカラーバリエーションがある。
▼#3776センチュリーについて▼
▼「PNB-13000」について▼
魅力
私が愛するセンチュリーモデルは、先程の写真にもあったモデルである。
このモデルの魅力について何個か述べます。
魅力1:スリップシール機構
プラチナ万年筆の「センチュリー」モデルの魅力の一つとして、「スリップシール機構」がある。
これは、「センチュリー」モデルのキャップ部分に特徴があり、万年筆のインクを乾きにくくする機能となっている。
これによって、約2年間放置してしまっても、ペン先がカピカピになることはないと言われている。
万年筆の手入れが面倒な人でも、安心して万年筆を使うことができる。
▼スリップシール機構について(詳細)▼
魅力2:金ペン
このモデルは、14Kの金ペンを搭載している。
そのため、金ペンの温かい(柔らかい)書き心地を味わうことができる。
さらに、金ペンは、素材が金(当たり前だ……)のため、腐食しにくい。
また、大柄なペン先なので、ドッシりと安定感のある書き心地を味わうことができる。
魅力3:個体差の少なさ
海外製の万年筆(ラミー、モンブラン、ペリカン、パーカー等)は、個体差が多い(大きい)。同じ太さのペン先でもミリ単位で太さが変わることがある。
そのため、海外製の万年筆は“試し書き”が必須となる。
だが、日本製の万年筆は個体差が少ないことで世界でも有名である。
特に、プラチナ万年筆「センチュリー」シリーズとパイロット「カスタム」シリーズは個体差が少ないため、人気である。
魅力3:安価
一般的に、「金ペン」となるだけで、価格が跳ね上がることが多い。
8万円、10万円の万年筆はザラになる。
だが、プラチナ万年筆「センチュリー」(上の写真のモデル)は、プラチナ万年筆「センチュリー」の中で、最下位モデルとなるが、10,000円前後で購入することができる。
2019年の価格変更に伴い、13,000円(税抜)となってしまったが、文具店によっては、10,000円以下で購入できる店舗があったり、13,000円+税でオマケが付く店舗があったりする。
▼価格変更について▼
これまで、いくつか述べてきたが、言いたいことは「オトクな万年筆」ということである。
是非、一本手に取ってください
この万年筆は、かなり良さげなので、「初めて金ペンを買う!」という人には、オススメです。
是非、文具店に出向いて、試し書きをしてから購入してください。
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Reference:プラチナ万年筆 (platinum-pen.co.jp)
Report:R-kun(龍爆連合™)
Photo:R-kun Office
Screen shots:プラチナ万年筆 (platinum-pen.co.jp)
*1:「センチュリー」は「#3776シリーズ」と呼ばれることもある。