インフルエンザワクチンの供給量が足りなくなる恐れが生じている。まずは,かかりつけ医に電話等で問い合わせてみてほしい。事前予約が必須となることも考えられる。
結果的に足りるだろう
この記事を読んで混乱を招くとよろしくないので,最初に結論を言います。
「結果的にはインフルエンザワクチンは足りる」だろうと考えられる。
ただ……短期間に大勢の人が集中してワクチン接種しようとするために,一時的に接種困難となるだけである。
安心してほしい。ちゃんとワクチン接種受けられるぞ!
さて,安心したところで本題に入ろう。
なぜ,一時的に足りないの?
なぜ一時的にワクチンが足りなくなるのだろうか……。
理由は「高齢者などが大勢集中してワクチン接種しているから」である。
今年は,新型コロナウイルスの流行によって,インフルエンザワクチンの接種時期が高齢者とそれ以外で区別されている。
接種時期に差があることについては,厚生労働省のホームページにリーフレット(PDF)が掲示されている。
≫リーフレットはコチラ|厚生労働省
また,各都道府県市町村によって,今年は「インフルエンザワクチンの料金免除」という制度が設けられている。
私の住む地域では65歳以上・幼少の子供とその親は,インフルエンザワクチンの料金が免除されている。
しかし,これらは期限付きで免除となる(私の住む地域の場合)。
私の住む地域の場合,2020年10月26日までに受診すれば,料金免除となる。
2020年10月26日以降は一般の人もインフルエンザワクチン接種が解禁されるため,この時期以降は免除の対象外となる。
故に,2020年10月26日までの期間はインフルエンザワクチン接種者が病院に集中するのだ。
対策
供給不足は一時的なものである。
そのため,今から予約をしておけば,いずれは確実にインフルエンザワクチン接種を受けることができる。
病院によっては,例年なら事前予約なしで予防接種を受けることができるところもある。
しかし,今年は予約が必須となるだろう。
「必ず予約すること」これを意識してほしい。
また,インフルエンザワクチンは一般的に「効果が直ちに現れない」とか「ワクチンが効いている期間に限りがある」といわれている。
このことは昨年予防接種を受けたときに医者から聞いた(毎年聞いているが…)。
よって,時期をズラして予防接種を受けるという手もある。
例えば,11月中旬・下旬に受けるとか…。
時間差で予防接種を受ければ,周りの人より後からワクチンが効いてくるため,インフルエンザの流行が収まるころまでワクチンの効果が継続するだろう。
「時間差をおく」ということも意識してほしい。
確実に受けられる!
全員一度は予防接種を受けることができる(確実に)。
だから,慌てて焦らず受信する必要はない。
ただ,必ず事前予約しておかなと厳しいかもしれない。
事前予約すれば大丈夫と思っても過言ではないだろう。
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Reference source:厚生労働省
Report:R-kun(龍爆連合™)
Photo:龍爆連合™Office,Pexels