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最期の選択〜「安楽死」は殺人なのか・・・

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先日,嘱託殺人として2名の医師が逮捕された。それは安楽死であった。患者自らが希望した最期によって2名の医師が法によって罰せられる。これについて言及する。

■目次■

 

ALS患者の安楽死

2020年7月23日の午前中に次のようなニュースがテレビのニュース速報として画面に表示された。
以下の内容は,Yahoo!ニュース(京都新聞)から引用したものである。

神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した女性患者(51歳)が,医師2名から薬物を投与され殺害された安楽死事件。
嘱託殺人の疑いで,呼吸器内科の医師2名を逮捕した。
Yahoo!ニュース(京都新聞)

報道によると,亡くなった女性患者は40歳代であった2011年頃にALSを発症した。
亡くなる直前は,発語ができず手足も動かせない状態であった。
障害者福祉サービスを利用して1日中,介護ヘルパーからの介助を受けながら1人で暮らしていた。

安楽死した女性は,「早く終わりたい」「疲れ果てました」などと苦しみを周囲に漏らしていた。

 

上記から分かるとおり,安楽死は「患者自らが望んたこと」であると分かる。
医師は「助ける側」の人間である。
たとえ,完治することが難しい病でも諦めず治療に専念するだろう。よって,医師が軽々しく「終わりましょう」と言わないと考える。

 

嘱託殺人

嘱託殺人とは,刑法第26章第202条の自殺関与及び同意殺人の総称である。
これによると,嘱託殺人を行った者は“6ヶ月以上7年以下の懲役又は禁錮”に処される。

六法書によると上のようであるが,実際は裁判官が過去の判例に基づいて判決を下すことが一般的である。
私は嘱託殺人をあまり聞いたことがないので,これ以上詳細に申し上げることができない。

 

安楽死はアリ?ナシ?

安楽死「法的にはアウト,倫理的にはアリかもしれない」と世間では言われる。
すなわち,安楽死ないし嘱託殺人には賛否両論あるのだ。

では,医療従事者は安楽死・嘱託殺人について,どのように考えているのだろうか。

 

あまりにも急なニュースであったために,インタビューは1名しかできなかった。
インタビュイーの意見は参考までにしてほしい。
インタビュイーは元看護師の方である。


→「7月23日の嘱託殺人のニュースは知っていますか?」
元看
→「はい,知っています。」

→「あなたは嘱託殺人・安楽死についてどう考えていますか?」
元看
→「私はアリだと思います。病気には様々なパターンがあります。また,患者の心理状態も様々です。苦痛に耐えられる人・耐えられない人がいます。医療従事者は患者のために病気から完治・回復しようと治療をしますが,現代の医療技術では完治に至ることができない病気もあります。完治しないと患者は生涯を終えるまで苦痛とともに生きなければなりません。患者の苦しむ姿は見たくないです。患者からの希望があれば最期を早めてあげる,早く楽にしてあげる,苦痛から開放してあげることも必要であると思います。」

インタビュイーの元看護師の方は,安楽死・嘱託殺人には「本人の希望があればアリ」という見解を示した。

 

海外の国・地域では安楽死が法的に認められている国もある
オランダやベルギー,ルクセンブルク,スイス,カナダ,アメリカの一部の州では可能である。
しかし,日本の法律では,安楽死・嘱託殺人は認められていない。行えば殺人として扱われてしまう。
医師が行ったのならば,場合によっては医師免許剥奪もあるだろう。
このような点において,日本は医療後進国と呼ばれるのだろう。

 

安楽死については,今回の事件のみならず過去にも何度が話題として取り上げられたことはあった。
つまり,私たちが考えて決断しなければならない問題の一つである。
日本国憲法では生存権によって生きる権利は保障されているが,自分の最期を自由に決める権利は保障されていない。
何が正解で何が誤りなのかは分からない。
しかし,このような考え方もあるとして受け止めることも大切なのだろうか。
まだ20年しか生きていない私には分からない。
今後も検討する必要がある問題だろう。

 

皆さんはどのような最期を送りたいですか。
寿命というバケツに沢山の水が入った頃の私は,家族と笑顔で食卓を囲みながら笑顔で逝きたいです。
図々しい考えかもしれませんね。

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Reference source:Yahoo!ニュース(京都新聞)ポケット版実用六法
Report:R-kun(龍爆連合™)
Photo:PAKUTASO

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