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初めての万年筆<万年筆のすゝめ>

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話題の館©

 最近は、多機能なボールペンが各メーカーから販売され、ボールペンが普及している。摩擦熱で消すことができるボールペンまで登場している。それ故に、万年筆を使う人が減っている。絶滅危惧種になりつつある。何十年も前の昔、公文書は万年筆のブルーブラックインクで書くものであったとか聞いたことがあるが、現在の公文書は黒の油性ボールペンで書くものとなっている。

しかし、パイロット社のカクノ*1をはじめとするリーズナブルな万年筆が登場し、再び万年筆人気が到来しそうな気がする。

今回は、「生まれて初めて万年筆を手に取りたいが、何を選んだら良いか分からない」という人に向けて記事を書いていく。

 

万年筆を選ぶ基準

初めて万年筆に触れる人の中には、どんな万年筆が自分に最適なのかはもちろん、万年筆の価格帯を知らない人もいる。極端なことを言えば100円ショップで手に入る100円万年筆もある。しかし、これでは思ったように書けず満足感を得ることはできないだろう。また、100万円の価格が付く万年筆もある。初めての人にはもったいないくらいだ。

では、どのようにして万年筆を選んだら良いのだろうか。主に選ぶ基準は、「価格」「ペン先」「質感」「使用目的」であると考える。この4つを意識すれば、あとは好きな色や好きなメーカーで選んでも構わない。

 

価格

万年筆の価格帯は幅広い。先程も述べたが、100円〜100万円くらいまである。100円では安物買いの銭失いになる可能性が大。100万円では宝の持ち腐れになる可能性が大。では、どれくらいの価格がベストなのか・・・?

生まれて初めて万年筆を買う人は、5000円〜1万円くらいまでの物を購入することをおすすめする。普段ボールペンを使用する人は5000円でも高いと感じるかもしれない。しかし、万年筆で5000円は安い部類に入ると覚えてほしい。

 

ペン先

ボールペンのペン先は全てボール。しかし、万年筆のペン先は、純金・金メッキ・スチール(鉄)と何種類かある。万年筆初心者におすすめしたいペン先がスチール(鉄)だ。スチールのペン先は固くしなりが効きにくい。これがポイント。万年筆初心者はボールペンと同じような感覚で万年筆を扱ってしまうことがある。つまり、万年筆初心者は力強くペンを握り、ペン先に力を伝えてしまうのだ。この状態で純金ペン先を扱ってしまったら、金の方が鉄より柔らかいので、ペン先を曲げて破損してしまう可能性がある。万年筆初心者にはスチールペン先がおすすめ。5年くらい万年筆を使用している私でもスチールペン先を愛用している。

 

質感

10万円を超える高級万年筆は、軸の質感も重厚感がありおしゃれである。しかし、高級万年筆の軸はデリケートである。無造作に扱うと曲がったり歪んだりしてしまう。万年筆初心者はプラスチック製の軸の万年筆がおすすめ。プラスチック製だからといって安っぽい感じはしない。それなりのおしゃれ感は出ている。

 

使用目的

使用目的に応じて万年筆を選ぶこと。例えば、毎日持ち歩くようであれば、タフな万年筆を選ぶ。反対に、家でしか使わないようであれば、デザインに凝った万年筆を選ぶ。デザインに凝った万年筆を毎日持ち歩くことは非常に危険である。うっかり落として破損なんてこともある。

 

万年筆初心者におすすめ万年筆

これまでに記載したことをまとめて、万年筆初心者におすすめの万年筆を紹介する。価格・ペン先・質感・使用目的は次のとおり。

  • 価格:5000円前後
  • ペン先:スチール(鉄)
  • 質感:カジュアル
  • 使用目的:場所を問わずどこでも使う

私は、「LAMY サファリ」*2をおすすめする。この万年筆はメーカー公式ホームページでは4000円と記載されているが、購入する店によっては価格が下げられていたりする。価格は正にエントリープライス。私もこの万年筆は愛用している。軸はプラスチック製。

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撮影:話題の館©

ペン先はスチール(鉄)なので、ガシガシ力強く使用できる。

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撮影:話題の館©

また、「LAMY サファリ」はクリップも特徴的。大きなクリップを採用しているので5mmくらいの書類の束を挟むことだってできる。

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撮影:話題の館©

インクはカートリッジ式とコンバーター式のどちらでも使用できる。私はコンバーター式で使用しているが、最初はカートリッジ式でもOK。後から変えることも可能。 

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撮影:話題の館©

コンバーターは以下の写真のようなもので、百貨店をはじめとして大きめの文房具なら取り扱っている。大きめのイオンモールの文房具売場にも置いてあったりする。

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撮影:話題の館©

コンバーターは使用すれば、ボトルインクを使用することができる。

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撮影:話題の館©

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撮影:話題の館©

長期間万年筆を使用するならば、ボトルインクはコストパフォマンスが良いのでおすすめ。メーカーはメーカー純正品のボトルインクを使用することを推奨している。しかし、メーカー純正品は高いし色も限られている。他メーカーのボトルインクを使用することもできる。その際は、メーカー保証対象外となるので自己責任でおこなってほしい。

 

まとめ

万年筆を選ぶ基準は以下のとおり。

  • 価格:初めては5000円前後〜1万円
  • ペン先:純金ペン先、金メッキペン先、スチールペン先
  • 質感:軸の質感(プラスチックか金属か)
  • 使用目的:家でしか使わないのか常に持ち歩くのか

ちなみに、LAMYサファリは1年に1度、Year’sカラーが発売される。これは限定色となる。この限定色を手に入れるのもおすすめだ。以下の写真は2016年の限定色である。

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撮影:話題の館©

素材は、スチールペン先・プラスチック軸。カートリッジ式・コンバーター式可能。

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撮影:話題の館©

これを機に万年筆好きになることを望んでいる。

 

*1:PILOTカクノ、公式ホームページ、https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/、2020年1月28日閲覧

*2:LAMYサファリ公式ホームページ、http://www.lamy.jp/safari.html、2020年1月28日閲覧

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